次のような説明、勧誘によりなされた住宅ローン契約の効果として、誤っているものを1つ選びなさい。(第44回)
- 変動金利型住宅ローンは5年間返済額が変わらず、金利も5年間は一定であるという誤った説明によりローン契約した場合、利用者はこれを取り消すことができる。
- 生徒な理由がないのに繰り上げ返済は一切できない、あるいは多額の手数料がかかるなどの契約の条項がある場合、利用者は当該住宅ローン契約を取り消すことができる。
- 勤務時間中に職場まで来るなど、断ってもあまりにしつこく住宅ローンの借り換えを進められたために、仕方なくローン契約した場合は、利用者はこれを取り消すことができる。
- 住宅ローン金利について、これからは間違いなく上昇すると断定的な説明をして、利用者がこれを信じて全期間固定金利型でローン契約した場合、この契約は取り消されることがある。
- 変動金利型住宅ローンで未払利息の説明をすると顧客が承諾しないだろうと考え、あえて説明をせずにローン契約した場合、この契約は取り消されることがある。
解答:2
無効と取り消しの違いを問う問題。ほかの問題に比べて難易度が高いと思うのだが、正答率は75%。
ひっかけやすい問題だから対策を立てている人が多かったのだろう。