親子で地震対策①地震発生!そのときとる行動【NHK3月5日放送まいにちスクスク】

NHKのEテレで2018年3月5日に放送された「親子で地震対策」。地震があったとき子供を守るためにどのように行動するかについて解説しています。非常に良い番組だったので、第1回放送の「地震発生!そのときとる行動」について要点をまとめておきます。備えあれば患いなしです!

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※番組放送内に加え、私自身が思ったことを書いていきます。

地震発生の瞬間を親子で生き延びる

地震が起こった瞬間にできることが限られます

震度7の地震では、揺れが酷くて自分の意志で行動することが困難になります。東日本大震災の時も揺れている最中は動けなかったと話す人がたくさんいました。

ですから緊急地震速報が鳴ったときの命を守るための行動が大切になります。

あらかじめ緊急地震速報が鳴ったらどうするのかを確認し、子供にも教えておきましょう。

 

緊急地震速報が鳴ったときに取るべき行動は、その時自分のいる場所によって変わってきます。

以下にシチュエーション別に取るべき行動を記しておきます。

料理中

料理中ならまずは気を消してすぐにキッチンから離れましょう。

IHヒーターのキッチンならとにかくキッチンから離れましょう。

 

地震の揺れで包丁が飛んできたり、食器棚が倒れたりします。キッチンは家の中でもかなり危険な場所の一つです。

外出中

外にいるときに地震が来た場合、怖いのは落下物です。とくにオフィス街やショッピングモールではガラスが落ちてくる可能性があります。

 

外出中に地震がきたら、まずは手荷物で頭を守りましょう

頭を守る姿勢を取るときは、手荷物の下に身体が隠れるようにしましょう。

特に手荷物を抑える手は広げず頭につけるポーズが良いでしょう。

 

そしてできるだけ広い場所に移動することが大事です。

ブロック塀や自動販売機の転倒や、看板などの落下物には気を付けましょう。

運転中

運転中に地震がきたらハザードランプをつけて車を左側に停車し、揺れが収まるのを待ちましょう。

停車するとき急ブレーキは禁物です。

また停車した後すぐに外に出ると危険です。前後の安全はしっかり確認しましょう。

 

車から非難する場合はキーは付けたままにします。緊急車両が通るとき、車を移動させることができるようにするためです。連絡先をメモに残し、貴重品や車検証は持っていきましょう

エレベーター

エレベーターの中にいたら閉じ込められてしまう可能性があります。

緊急地震速報が鳴ったり、地震の揺れを感じたときは、すべての階のボタンを押し、停止した階ですぐに降りましょう

エスカレーター

地震が来たときにエスカレーターで怖いのは将棋倒しです。

エスカレーターは段差が大きいので転びやすく、将棋倒しが起こりやすいです。乗っている時に揺れを感じたら、いったんしゃがみこんで将棋倒しを避けましょう。

地下にいるとき

地下では地震の揺れが1/3程度に減衰されます。

ですから地震が来た直後は地上にいるよりも地下にいる方が安全です。

 

地下にいるとき地震が来たら揺れが収まるまで地下にいるほうがよいでしょう。

揺れが収まった後もずっと地下にいるのは危険です。

 

地下で火災が起こった場合、地下では火や煙の逃げ場がありません。また地下道にはスプリンクラーや排煙設備の設置義務がないので、つながっているビルなどの火災の煙が滞留してしまう可能性があり、より危険です。

 

地上に出るときは階段を利用し、階段での将棋倒しには気を付けましょう。

ゆれが収まったらまずチェック!3つのチェックポイント

正確な情報

非難するには正確な情報が不可欠です。

テレビ、ラジオ、携帯電話なで正確な情報を集めましょう。

地震が起こった場合、やはり信頼できるのはNHKのニュースやラジオかもしれません。

 

非難には乾電池式の携帯できるラジオが良いでしょう。

東日本大震災の時は、携帯電話はバッテリーがすぐに切れたとの声も多かったです。予備バッテリーも準備しておきたいですね。

怪我の有無

非難するにも怪我をしていたら動くこともできません。まずは自分と子供に怪我があるかどうかをチェックしましょう。

 

怪我をしていた場合は応急処置を行いましょう。

大地震の時に親が一番焦るのは子供が出血していた時でしょう。大地震の場合、救急車や消防車はアテにできません。出血時の応急処置を学んでおくことが大切です。

直接圧迫法

一番簡単な応急処置は直接圧迫法

最も簡単でしかも確実な止血効果を得られます。滅菌ガーゼや清潔なハンカチなどを直接傷口に当て、強く圧迫します。

間接圧迫止血法

直接圧迫法で止血できない場合、間接圧迫止血法を行いましょう。

間接圧迫止血法は、傷口を直接圧迫しながら、傷口から心臓に近い動脈を、骨に向かって指で押さえることで、血液の流れを止める方法です。

動脈の場所は日ごろから確認しておきましょう。

緊縛止血法

止血というとヒモで縛るなどの方法を思い浮かべるかもしれませんが、これは最終手段です。

緊縛止血法は間接圧迫止血法でも出血が止まらない時に行います。

但しこの止血法は、正しく行わないと血管をつぶしたり、神経を切断したり、末梢神経を壊死させたりする危険があるので安易に行ってはいけません。

 

出血している傷口より中心側(心臓部)の動脈を止血帯(幅3センチ以上)などを使用して強く縛ります。
針金、細いビニール紐などは細すぎて、圧迫が不十分で、組織や血管、神経を痛める原因となります。

 

止血(緊縛)開始時間を明確に記録します。

1時間以上緊縛した状態にしておくと阻血状態となり、神経麻痺や、筋肉など細胞の壊死を招くため、30分から60分に1回は緩めます。緊縛部より先に赤みが差すくらい血流を再開させる必要があります。

家の中

余震に注意しながら「窓やドアは開くかを確認します。

葛西を防ぐために、ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーは落としておきましょう。

まとめ

備えあれば患いなしです!

大地震が来てもパニックにならないように、日ごろからの準備が大切になります。

この国に生きていく以上、自身は避けては通れません。必ず大地震に遭います。

その心構えは常に頭の片隅に置いておきましょう。

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