幻冬舎編集者である箕輪厚介さんの「死ぬこと以外かすり傷」を読みました。これ読もう!と思って手に取ったわけではなく、友人が読みおわったというので、軽い気持ちで読みました。
死ぬこと以外かすり傷
著者:箕輪厚介
発行所:株式会社マガジンハウス
2018年8月28日第一刷発行
著者の箕輪厚介さんのは1985年生まれ、2018年現在で33歳。
早稲田大学卒業後、双葉社に入社。最初は営業だったのだけど、取ってきた仕事を引き受ける編集者がいなかったので、編集の仕事に携わることになったそうです。
2014年には幻冬舎に転職。「多動力」「お金2.0」「日本再興戦略」など多くの作品の編集に携わっている。
一方で、箕輪厚介さん個人として「箕輪編集室」を主宰。会社に居ながら、会社に頼らないブランディングを進めている。
目次
はじめに こっちの世界に来て、革命を起こそう。
第1章[考え方]予定調和を破壊せよ
- トラブルに身を投げろ
- バカなことにフルスイングせよ
- 安全安心を破壊せよ
- 言ってはいけないことを言ってしまえ
- 3歳児レースに勝ち残れ
- 退屈な世界に火を放て
第2章[商売のやり方]自分の手で金を稼げ
- 自分に何万円の値札を貼るか
- 意識くらい高く持て
- 誰も行かない未開を行け
- カネと感情のダークサイドスキル
- 社員を奴隷にする会社は捨てろ
- ブランドを稼げ、未来を稼げ
- 帰る場所がある人間に人は熱狂しない
第3章[個人の立たせ方]名前を売れ
- ヒーローインタビューを想像せよ!
- 恥をかけ、血を流せ
- 風呂敷を広げろ
- 教祖になれ
第4章[仕事のやり方]手を動かせ
- 今やれよ!
- スピードスピードスピード!
- 量量量
- 熱狂に出会うための自然消滅のススメ
- 何か一つでトップになれ
- 変わり続けることをやめない
第5章[人間関係の作り方]癒着せよ
- 丸裸になれ
- 憑依レベルで分析せよ
- 目的だけをにらみつけろ
第6章[生き方]熱狂せよ
- ただ熱狂せよ
- 数字から逃げるな
- 自分の身体で実践する
- 識者や業界人の評価などいならい
- この世に受け入れなれない才能を愛する
- 努力は夢中に勝てない
おわりに バカになって飛べ!
感想
読み終わったら仕事したくなるなー、思える一冊でした。
確かに箕輪厚介さんのように仕事に没頭できたら、面白いと思います。
きっと毎日遅くまで人に会ったりして、家族に会う時間は少ないんじゃないかなと、思います。
男は仕事に生きるものだから、それで当たり前なのかもしれません。仕事の達成感って、すごく気持ちいいですもんね。
でも今の私にはこんな生き方はできないだろうな、と思います。
それでも、文中には大切な言葉がたくさんありました。箕輪厚介さんの様には生きられないけど、心に響いた言葉はしっかり覚えて血肉しよう
今やれよ!
やりたいことがあればすぐやること。すぐにできない場合は、スケジューリングしておくこと。
何事も計画しておくことが重要。計画と実行、考察とリスケジュールを行うこと。
PDCAを毎日回して、目標を明確にしておこう。
量量量
量は質を凌駕する
いろんな人にこれ言われました。成功者の多くが言っているから、真実だと思う。
やっぱり量がないと何にも始まらない。
量を作るには、やり続けることが必要。
作業の時間の確保が一番重要なこと。
その時間を確保するために何を捨てるかを真剣に考えなければいけない。
地味なことを誰よりもやり続けてる
「何か一つでトップになれ」に書いてあった一文。
3次会まで付き合ったあと、近場のカフェに移動して朝5時まで仕事をして、9時には会議に出席している。
やっぱり地道な作業が一番大事。お酒の席も大切だから、酒に呑まれてはいけない。
「人の聖々なる酒を飲み温克す」を忘れないでおきたい。特に私は酒に飲まれちゃう方だから・・・