今回GWは実家のある千葉まで車で行くことにした。実家までの距離は500Km。一人でなら問題ないが小さな子供を連れてとなると一気に行くのも大変。そこで自家用車のモビリオ(スパイクじゃない)をDIYしてベッドを取り付けて車中泊をしてみることにした。安く簡単にモビリオに車中泊用のベッドをDIYしみてみよう!
ベッドに使う材料
今回使うことにしたのはこの材料です。
- プラツカ
- 2×4(ツーバイフォー)材
- ベニヤ板(針葉樹構造用合板)
- ビス
値段は後程詳しく述べるが大体円くらい。
アルミフレームの方が自由度、強度を考えると良さそうだったのだが、使ったことがなかったのと、出発まで時間がないことで、まだ扱いのわかる木材を利用することにしました。
ベッドの作り方
ベッドといってもそこまでたいそうなものではありません。
フラットな睡眠スペースを確保する
というのが目的です。
後部座席、2列目と3列目にフラットなスペースを作り、そこで妻と子ども二人が寝る。
私は運転席と助手席を利用して寝ることにしました。
まずモビリオスパイクならもともとフラットな面が作れるので何の問題もなんですけど、我が家の車は普通のモビリオ。スパイクじゃないのでちょっと大変だったんです。
まずこれが2列目3列目を倒してた状態。
2列目は前方に上がるのだが、それだとスペースが狭くなるのでこの状態で後部の床高を上げることにしました
約30㎝床高を上げるために利用したのが、住宅で2重油化を作るときに利用する束です。
軽さ、値段の安さ、強度を加味し、フクビ化学工業のBM束を購入しました。
このBM束をベニヤ板を受ける為の木材につけ、ベッドの脚とする。
まずはBM束を木材にビス止め。
木材は2×4材を1ⅿにカットしました。
着け終わった後に気付いたのですが、束の上下を逆さまにしてしまったようです。
なんとなく、四角い方が地面に接している方がいいのかな~と思ったのですが、間違いでした。
まぁ、人様の住宅を作っているわけではないので良しとしましょう。
この脚を後部座席におきます。
するとこんな感じ。
この脚と2列目の背中にベニア板を置いてベッドの基礎にします。
これだと隙間もできるのでカットします。
まずは模造紙で型紙を取ります。
そして型紙に合わせてベニア板をカットします。
カットし終わったらベニア板はこんな感じです。
この板を2枚作って後部座席にセットします。
なかなかいい感じに仕上がりました。
ベニヤ板は切らない方が強度がでるんですけど、切らないと車に入らないのでカットします。
さらにベニヤ板が裸のままだと木の屑で車の中が汚くなるし、子供が触ってトゲが刺さっても大変なので、表面と小口をコーティングしまいた。
小口テープはガムテープを利用。ベニヤ板の表面は、前に自宅の床をDIYしたときに残っていたCF(クッションフロアー)の端切れがあったので再利用。でもCFは端切れだったので色がマチマチになってしまいました。
モビリオ(スパイクじゃない)に車中泊用ベッドDIYの完成画像
それでは完成画像です。
フラットな床が作れました。
強度も問題ありません。
あとはこの上にエアーマットを敷いてベッドにしました。
しかし・・・
エアーマットは誰がが寝返りをうつたびに揺れが伝わるという欠点がありました。
せっかくこのためにエアーマットをリサイクルショップで800円で購入したのですが失敗です・・・
低反発クッションやマットレスを置いた方がよかったかもしれません。
ちなみに収納時はこんな感じ
脚を3列目の後ろにしまい、床面の板はちょっとわかりずらいですが、運転席の後ろに置いてあります。
2列目はたたんであります。
走行時は運転席と助手席に大人が二人、2列目はなく、3列目に子供が二人座ります。
まとめ
今回は車中泊初チャレンジでした。
後ろのベッドには力を入れたのですが、運転席の睡眠スペースは板一枚でした。
これが硬くて窮屈で寝にくいのなんのです。
ウトウトは出来ましたが、熟睡はできませんでした。
翌日は結構疲れが残ってしまった。
改良の余地がまだまだあります。