不動産投資 最強の教科書レビュー①まずは心の準備をする

不動産投資を始めて数年経ちますが、ここ数年停滞を感じています。新たな一歩を踏み出すためにまずは勉強。そこで本屋さんで目に付いた「不動産投資 最強の教科書」なる本を購入。この本は脱サラした方が、これから不動産投資をする人に向けて書いた本です。著者がこれまでに受けた質問に答える形で内容は進んでいきます。その問いに自分なりの答えを探していきます。

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Q1 不動産投資を始めるのが怖いのですが・・・

筆者はこの質問に

正しく理解し、リスクをコントロールできれば、不動産投資は決して怖いものではありません。

P24より

と答えています。

 

私の場合、不動産投資は最初からあまり怖いものではありませんでした。

私自身が不動産投資を始めようと思ったキッカケは、当時他の投資で稼ぎ続けることができなかったからです。

 

株式投資や先物取引は単発で儲けることは出来たのですが、儲け続けることができなかったんです。

小さく勝って大きく負けるか、大きく負けて程々勝つ、くらいで、トータルはマイナスでした。

 

そんな折、目を付けたのが「マリオンボンド」という投資商品でした。

確か年率4%で100万円掛けたので、年間4万円の安定収入でした。

 

マリオンボンドというのは、「出資者から一口100万円で資金を集め、一棟マンションを建て、賃料収入を分配する」という金融商品です。

ここで初めて不動産投資に出会いました。

初めての安定収入に、自分でやったら、より稼げるのでは?と思い、不動産投資に興味を持ちました。

 

この時、あまり怖いという感覚はありませんでした。

妻に不動産投資をしてみたいんだけど、と相談したら(相談するのには随分悩みましたが・・・)、二つ返事で「いいんじゃない」と賛同してくれました。

なので、私自身と私の家族に限って言えば不動産投資は怖くないものでした。

 

その理由は、家賃収入以下の返済額にすれば何の心配もいらない、と考えたからです。

よく言われる空室リスクは、こちらがスキルを上げればなんとでもなると楽観していました。

また、昔から金持ちと言えば、貴族か寺院か地主です。なら地主になろうかな、と思いました。

 

ところが他人に不動産投資を進めた場合ちょっと反応が違いました。

不動産投資に興味がある人に不動産投資を勧めると、当たり前かもしれませんが否定的な反応は返ってきません。

 

漠然と将来が不安で何かしなくちゃいけないんだけど、何をしたらいいか分からない、という人に不動産投資を勧めると、否定的な反応がほぼ100%です。

こういう人たちは借金は悪いものだと思っているので、借入を起こす不動産投資には拒絶反応を示します。

自分から聞いといて、投資の話はシャットアウト。投資信託に手を出すのが精一杯です。

 

人それぞれですが、投資に興味を持つ前に、お金の勉強をした方がいいのでは?と思う人が沢山います。

 

不動産投資は怖くないのですが、他人から幾ら怖くないと言われても、やっぱり怖いんです。

不動産投資ご怖いという人は不動産投資は考えない方がいいでしょう。私もライバルが増えない方が有難いです。

Q2 不動産投資の魅力って、何ですか?

不動産投資の魅力は何と言っても家賃収入が安定的に入ってくることです!

そして一度軌道に乗せれば何もしていなくても収入があることです。

 

筆者は文中で「時間とお金を同時に与えてくれる」と言っています。

正にその通りです。

 

私自身、一度満室にしてしまえば、サラリーマンとしての給与くらいのキャッシュフローが毎月入ってきます。

それもなにもせずに。

私の妻は専業主婦ですが、不動産のお蔭で共働きと同じ効果を得ています。

 

そして筆者はもう一つの魅力に「正しいステップを踏めば成功の確率が高まる」と言っています。

実はここが私には抜けている考え方でした。

 

これまで特に勉強をしないで不動産投資を行ってきました。

その結果が今の停滞感です。

 

やはりもっと勉強をし、試行錯誤を繰り返して

Q3 数ある投資の中でなぜ不動産投資を選んだのですか?

私の場合、先にも書きましたが、株や先物取引でうまくいかなかったから。

次は不動産投資をやってみようかな、と思ったから。

 

実際に不動産を買ってみて、自分が物件の手入れをしているととても楽しいと感じました。

たぶん性に合っているのだと思います。

 

不動産投資を選んだのはたまたまやってみて、性に合っていたからです!

 

ちなみにロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んで不動産投資を始めたという人はたくさんいますが、私はこの本を不動産投資を始めた後に読みました。

Q4 不動産投資はあまり儲からないと聞きましたが、本当ですか?

本文からの引用です。

儲かる人もいれば儲からない人もいるのが不動産投資。儲からない人の特徴は「儲からない物件」を買っていることです。

P32より

これはその通りです。

投資に限らずどんな分野でも、成功している人もいれば、失敗している人がいます

全員が成功している投資はあり得ません。失敗している人がいるから成功している人がいると言っても過言ではないです。

 

不動産投資のカギは物件です。

もちろん物件以外の大家としてのテクニックはありますが、微々たるものです。

 

不動産投資として最近よく見かけるのがワンルームマンション投資。

私はワンルームマンション投資は儲からない物件の代表例だと思います。

 

特に新築ワンルームは最悪。

以前新聞で不動産投資の過熱を取材した記事に「新築ワンルームマンションを投資目的で3000万円で購入した」という男性の話が載っていました。

仮に家賃が10万円だとすると、年間120万円。表面利回り4%。

 

この120万円の収入から、修繕積立金を出し、その他経費を出し、借入をしていれば返済します。

当然手元に残るお金は120万円以下になります。

これなら上述のマリオンボンドを買ったほうが、よほど利回りがいい。

 

逆に私が以前見たワンルームマンションは60万円でした。

築30年のRCマンションの1室でしたが、この物件なら5万円で貸しても1年で回収できます。

買った人は成功した部類でしょう。

今思えば私も買いたいと思うのですが、不動産投資を始めようと思って一番最初に行った不動産屋で見かけた物件だったので、さすがに手が出ませんでした。

 

ワンルームマンション投資の魅力は少ない金額から始められること。

なのでワンルームマンション投資の場合、2~3百万円くらいの物件でないと魅力は感じません。

まとめ

今回読んだ部分の質問Q1~4に私なりの答えをまとめると以下のようになります。

  1. 不動産投資は怖くない!
  2. 毎月の手間をかけない安定収入が魅力!
  3. 不動産投資を選んだのはたまたま性に合っていたから。
  4. 不動産投資で儲かる人もいれば、儲からない人もいる。要はやり方次第!

 

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