オーナーズスタイル主催の賃貸投資物件の見学バスツアーに参加しました。オーナーズスタイルが関西でこの手のバスツアーを企画するのは初めてだそうです。実際にアテンドしてくれたのはアイ・デイ・コミュニティーという会社。今回は3棟のアパートを見てきました。
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オーナーズスタイルの物件見学バスツアーの参加者
オーナーズスタイルも関西初のイベントだったそうですが、私としてもバスを貸切っての物件見学ツアーに参加するのは初めてでした。
参加者は申し込み時では53名
実際に来たのは40名くらいでした。
参加者の年齢層は結構高め。
40代後半から60代の人が多かったです。
私は家族で参加しましたが、子連れでの参加は私だけでした。
見学物件
今回見学したのは3棟とも建築中の物件です。
1棟目バイクハウス
1棟目は神戸市塩屋にあるバイクハウスを見学しました。
1階バイクスペース+1ルーム+ロフトです。
いただいたパンフレットからの引用です。
1階に広いバイクスペースがあります。
バイクを1台置いても余裕があるので家の中でバイクの整備ができそうです。
現場はこんな感じ。
家の中はほぼほぼ完成していました。これから外構工事をやって完成。
この時は上下水道の引込工事を行っていました。
この物件の立地は非常に悪く、駅からは近いのですが、物件に向かう道が狭く軽自動車でも進入は困難です。
でもバイクなら問題ありません。
バイクにお金をつぎ込める人なら飛びついてしまうんではないか?と思わせる間取りでした。
ちなみに想定家賃は10万円超を見込んでいるそうです。
部屋の中から海が見えるのも売りにしていたそうですが、前面にアパートが建築されていたので見えなくなりました。ロフトの上からならちょっと海が見えそうです。
2棟目パロスシリーズ
パロスシリーズというのはIDCさんのメイン商品だそうで、今回見学した茨木の物件ですでに40棟目だそうです。
木造3階建てで1棟6戸のアパートです。
まだまだ建築中で仮説も外れていません。
内装もこれからでした。
でも建築中の現場って楽しいので見るの大好きです。
線路のすぐ脇に建っているので踏切の警報音と電車の音が数分おきに聞こえてきます。
住宅地なので物件自体はさほど不利な位置にはありませんが、この音を騒音と思われると入居付けは厳しそうな物件でした。
間取りは1LDK。
家賃は85000円くらいです。
販売価格は9140万円。
満室想定利回りは6.7%です。
私自身が新築をやったことがないのでよくわからないのですが、新築で6.7%の想定利回りなら悪くないのではないかと思います。
住宅性能評価もとっているとのことで、銀行に対して有利なるので、長期の借り入れもしやすいそうです。
そうなればキャッシュフローもよくなりそうです。
3棟目ガレージハウス
一番驚いたのが3棟目のガレージハウス。
ガレージハウスなんで車がありました。
それもフェラーリ!誰の車かわかりませんが、格好良かったです。
間取りは1階ガレージの1ルーム+ロフトで1LDKのような使い方がでます。
この物件ですごいなーと思ったのは3つ。
シャッター扉と覗きガラス窓、そしてアクセントクロスです。
シャッター扉は降ろしたシャッターに扉がついているもの。
このシャッターだけで100万円以上するそうです。
本来なら普通のシャッター+玄関扉なんですが、スペースの関係上玄関扉が設置できなかったので苦肉の策だったようです。
次が覗きガラス。
2階の床の一部がガラス張りになっていて、上からガレージの愛車が眺められるようになっていました。
当然下からも上が見えるので、それが嫌な人もいそうですが、とても面白い設備でした。
そしてアクセントクロス。
通常アクセントクロスは壁に持ってくるんですが、この物件では天井に持ってきています。
ロフトの下面の天井のクロスを暗めの色にすることで、他とくっきり違って見えるので普通に吹き抜けのある2フロアにいるような感じになります。
この使い方いいなぁと思いました。
想定家賃は22万円。
既に申し込みが入っているようで会社側も強気な姿勢でした。
オーナーズスタイルの物件見学バスツアーに参加した感想
今回初めての参加でしたが、コンセプトを持った物件はあまりないのでとても参考になりました。
新築購入となると資金面でまだまだ不利なのですぐにとは言えませんが、中古住宅のコンセプトを特化させるのにも役に立つ知識が得られました。
しかしそれよりも驚いたのは、最近の入居者の物件探しの方法と契約の変化です。
仲介業者に来るときには、お客さんのほうが既に見たい物件を決めているというのはよく言われたことですが、ポータルサイトからではなく、物件のHPからも詳細情報をとっているそうです。
そしたIDCさんは重要事項説明や書類の交付をWebで行う体制を整えているとのこと。
ついこの間、宅建業法の運用が変わったのでそれに対応する動きなんでしょうが、この動きが一般的なると仲介業者に仲介手数料が落ちないので、業界構造が変わりかねない動きです。
私もこの春から不動産管理会社に転職しますが、このような動きに敏感になっていきたいと思います。