飛行機に一人子供だけで乗ってみた!

小学3年生になる娘が、子供だけ一人飛行機に乗ってジジババのところに遊びに行きました。新幹線に乗せるより飛行機の方が絶対に安心です。だけどやっぱり子供だけってのは心配です。空港到着からフライトまでどんな感じなのか?子供だけ一人いけるのか?のレビューです。

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一人子供だけの旅行に飛行機を選んだ理由

子供だけで旅行に行かせるなんて心配ですよねー?

今回の旅行は私たちの住む大阪から、ジジババのいる千葉県まで子供だけ一人で移動するって内容です。

 

大阪ー千葉間だと新幹線を使うことが多いですよね。

でもさすがに小学校3年生になったばかりの子供だけで一人新幹線に乗らせて「行ってらっしゃい」っていうのはちょっと無理。

終点の東京で降りるんだよ、って言っておいても勘違いでほかの駅で降りちゃうかもしれませんよね。

 

でもその点、飛行機なら途中下車はできないから子供だけ一人で乗っても目的地以外の飛行場に行ってしまうことはありません

というわけで、最初の子供一人旅の移動手段は飛行機にすることにしました。

でも、子供だけ一人で飛行機に乗って大丈夫なんでしょうか?

子供だけ一人で飛行機乗せて大丈夫?

子供だけ一人で飛行機に乗せて大丈夫?って思う人もいますよね。

私も友人に「8歳の娘が春休み、子供だけ一人で飛行機に乗って東京へ実家に遊びに行ったんだ~」と話をするととても驚かれて心配されました。

 

確かにこの心配は当然のものですよね!

子供だけ一人で途中何かあったらどうしよう!?って思うのが普通です。

 

実は子供だけ一人と言っても、実際に子供だけ一人になるのは飛行機に乗っている間のみなんです!

飛行場では付き添いの人も保安検査場を一緒に通って搭乗口の前まで行きます

そして搭乗口にて子供だけCAさんに預けます。

 

そしてこのサービスを利用する場合、目的地にお迎えが来ていることが絶対条件です。

飛行場が目的地に到着したら、CAさんが到着口の出口まで付き添ってくれるので、子供が迷子になったり、ほかの飛行機に乗ってしまったりといったことはありません。

子供だけ一人で乗れる航空会社は?

子供だけ一人で飛行機に乗るって全部の航空会社で出来るんでしょうか?

これはわかると思いますが、当然どんな航空会社でも行っているわけではありません。

日本では子供だけ一人で飛行機に乗れるサービスを行っているのは大手のほか数社です。

  • JAL
  • ANA
  • スカイマーク
  • AIR・DO
  • スターフライヤー
  • ソラシドエア

です。

JAL(日本航空)キッズおでかけサポート

やっぱり大手だと安心感はありますよね。

今回私が利用したのがJALのキッズお出かけサービスでした。

キッズおでかけサービス

満6・7歳から子供だけ一人で飛行機に乗ることが出来ます。

小学生以上が対象ですね!

ANA(全日空)ジュニアパイロット

同じく大手のANA。今回は飛行期の時間がJALのほうが都合がよかったのですが、ANAでもいいかなー、と思っていました。

ANAジュニアパイロット

同じく小学校1年生以上、満6・7歳から子供だけ一人で飛行機に乗ることが出来ます。

スカイマーク スカイキッズ

スカイマークは有名だからご存知ですよね。

スカイキッズ

スカイキッズでも満6・7歳から子供だけ一人で飛行機に乗ることが出来ます。

AIR DO エア・ドゥキッズ

エアドゥも有名だから知っていますよね。

エア・ドゥキッズ

エア・ドゥキッズでも満6・7歳から子供だけ一人で飛行機に乗ることが出来ます。

スターフライヤー リトル☆コメット

スターフライヤーは北九州市に本社多く東証2部上場の航空会社です。

リトル☆コメット

リトル☆コメットでも満6・7歳から子供だけ一人で飛行機に乗ることが出来ます。

ソラシドエア ソラシドキッズ

ソラシドエアと言われてすぐにどこの航空会社かわかる人は少ないかもしれません。

ソラシドエアは宮崎に本社を置く航空会社で、2015年まではスカイネットアジア航空でした。

ソラシドキッズ

6歳以上から子供だけ一人で飛行機に乗ることができます。

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子供だけで飛行機に乗せるのはこんな感じ

今回我が家の子供だけの一人旅に選んだのはJALのキッズおでかけサービス。

JALを選んだのは深い理由はありません。

 

一番都合の良い時間に飛ぶのがJALだったから、という程度の理由です。

早くジジババに会いたい一心の娘に急かされて、空港に到着したのはフライトの3時間前。

 

予約時に子供だけの航空チケットしか買っておらず、そのほかの手続きを何もしていなかったので空港に行ってから手続きをしました。

まずはスマイルサポートデスクに

チェックインが終わったら、まずはスマイルサポートデスクに行って、子供だけ一人で飛行機に乗る旨を伝えます。

お姉さんが親切に教えてくれますよ!

申込書の記入

スマイルキッズサポートでは申込書を記入します。

記入項目は

  • 私(保護者)の名前と電話番号
  • お迎えしてくれる人の名前と電話番号
  • 子供の名前と電話番号
  • 誓約書へのサイン

です。

誓約書の内容

誓約書っていうとちょっとビビってしまうかもしれませんが、なんてことはありません。

誓約書に書いてある内容は

  • お迎えがちゃんと手配されている事
  • お迎えが来ていない場合、JALが何とかするが、その際の費用は客持ちであること
  • 目的地到着後の保護観察はJALの責任範囲外であること

などです。

記入が終わったら首から下げるカードをくれます。

これはスマイルメッセージと言って、子供の健康状態などを客室乗務員に知らせるためのものだそうです。

 

ちなみにJALは羽田空港に限り、別料金払えば見送りやお迎えがなくても代行してくれるサービスがあります。

これはマジ驚きです!!(キッズタクシー

保安検査場

実は最初保安検査場で、子供とお別れかと思っていました。

でもよく聞いたら搭乗口まで一緒に行けると聞いて安心しました。

誓約書の記入が終わったら特別通行証ももらえます。

これを使って保安検査場をスルーします!

搭乗口

搭乗口まではフライト30分前までに来てくださいと言われます。

子供だけの場合、事前搭乗一番最初に乗り込むことが出来ます。

 

搭乗口に入るとCAさんが飛行機の中、座席まで案内してくれて荷物も締まってくれます。

子供を預けると、責任者のCAさんが「私が責任者の○○です。お子様を責任もってお預かりします」ととてもきっちりと言っていただきました。

娘は楽しみで楽しみで、一人で乗る不安もなく颯爽とゲートに乗り込んで行きました。

振り返ることもなく、こっちが慌ててしまい、写真はブレブレ(笑)

頼もしい限りです。

出発

あとはフライトを待つばっかり。

搭乗口で別れてしまえばあとは何もできることはありません。

子供も携帯電話切っているし、連絡の取りようもありませんね。

伊丹空港は天候もよく、風も穏やかだったので定刻通り飛びました。

到着

この日は羽田空港にも定刻通りの到着。

無事にお迎えに来てくれたじいじに会うことが出来たと連絡が来て一安心です。

一人で飛行機に乗るにあたって子供に注意したこと

安心だとは思っていても、やっぱり子供だけ一人で飛行機に乗せるのは心配です。

なので飛行機に乗り込む直前はいろいろ注意をしました。

  • トイレは飛行機に乗り込む前に必ず行くこと
  • 携帯電話の電源は切っておくこと
  • 飛行機内では騒がないこと
  • 飛行機に乗ったらCAさんを呼ぶボタンがどこにあるのか確認しておくこと
  • フライト中離陸直後と着陸前はトイレには行けないこと

などです。

一人で飛行機に乗るにあたっての失敗談

失敗というほどのことではないのですが、今回はお昼時のフライトだったので昼食は飛行機の中で食べてもらうことにしました。

おにぎりでいいやー、と思ていたのですが、保安検査場入ってしまったらほとんど売っていなくてびっくり。

ようやく見つけたおにぎりも高級おにぎりでした(笑)

こんなことなら保安検査場入る前にコンビニで買っておけばよかった~!!(笑)

まとめ:子供だけ一人で飛行機に乗せてみて

初めての子供だけ一人、飛行機に乗せてみたわけですが、とてもいい経験になったと思います!

帰ってきた娘の自己肯定感、万能感はすごかったですよ(笑)

私なんでもできるんだよ!って

 

大人になってから万能感をひけらかすのはいただけませんが、子供のうちは万能感はチャレンジ精神に直結しますよね!

一人で飛行機に乗っても迎えに来てくれる人がいるっていう安心感は自己肯定感につながります。

 

3泊4日の小旅行でしたが、娘は一回り大きくなって帰ってきた気がします。

春休みシーズンでしかも直前にチケット取ったから結構いい値段しましたけど、子供だけ一人で飛行機に乗れてよかったと思います。

かわいい子には旅をさせよといいますし、

子供一人旅のデビューは是非飛行機を利用してみてください!

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