今日は大阪府高槻市にある古曽部防災公園に子供連れで行ってきました。防災公園の名前の由来は、その名の通り公園が災害時の避難施設になっていることです。遊具が防災施設に大変身!トランスフォーマーです!!子供連れで遊べる公園が防災施設なんて面白いですよね。どんな公園だったかレポートします。
古曽部防災公園の基本情報
古曽部防災公園が開設されたのは平成22年(2010年)です。
この記事を書いている時点で約8年。なんとわが娘と同い年でした。
車だとJR高槻駅、阪急線高槻市駅から10分弱。歩くと20~30分くらいはかかりそうです。
公園の周辺にコンビニやスーパーなどはありません。自動販売機はありますが、子供のお菓子は持って行ったほうがいいですね。
利用時間:7:30~22:00
所在地:〒569-1115 大阪府高槻市古曽部町3丁目15−1
連絡先:072-681-0031
駐車場
駐車場の収容台数は84台。
有料です。
駐車料金は1時間100円。最大料金400円です。
これは2018年2月時点での情報なので念のためHPなどでお調べすることをおすすめします。
公園内の施設
・広場&遊具
今回はここを目指していきました。高槻市にいて2時間ほどヒマができたので時間がつぶせるところ、且つ無料で遊べるとことを探しました。広場には防災施設を兼ねた遊具と砂場、 「背伸ばしベンチ」や「あしのばし」などの健康遊具があります。
・体育館
メインアリーナとサブアリーナ、それにトレーニング室、会議室があります。シャワールームもあるので汗をかいても大丈夫。
・野球場
外から見るととってもきれいなマウンドがありました。実際にきれいかどうかは入っていないのでわかりません。
遊具が防災施設に大変身!トランスフォームの実態
検索していたらここのほかにも萩谷総合公園や清水池公園などいくつか候補があったのですが、古曽部防災公園に決めたのは何といっても防災施設に大変身する遊具を見てみたかったからです。
・ベンチがかまどに大変身!
公園内にたくさんあるベンチ。これがカマドとして利用できるようになっています。
正面から見るとかまどそのもの。かまどの上に板が乗っているだけです。(もちろん固定はしてあります)
・複合遊具がテントに大変身!
この遊具にテントを張って災害時に利用するそうです。イメージ図だと天井部分は覆っていますが、サイドは筒抜け。風は防げなさそう。
この遊具の中にもかまどベンチがありました。テントを張って炊飯もできる。サイドを覆わないイメージ図になっているのは炊き出し時に一酸化炭素中毒を防止するためでしょうか。
・マンホールがトイレに大変身!
マンホールの上にテントを張って仮設トイレにするそうです。貯蓄用の倉庫もトイレとして使用するみたいです。
・その他の施設
公園敷地の地下には貯蓄水槽があります。貯蓄水量はやく100トン。3日分の飲料水を確保とありましたから1日3リットルとすると1万人以上を収容できる計算ですね。また公園内の自動販売機は災害時は無料でドリンクが買えるようになっていました。
古曽部防災公園に実際に行ってみた感想
古曽部防災公園の防災施設としての面白さは確かにありました。
では公園としての面白さはどうでしょうか?
メインとなるのはテントに大変身する複合遊具です。
滑り台が4つ付いている遊具で子供たちはみんな楽しそうに走り回っています。
わが子たちも遊具を見るなりダッシュです。
ただ行った日が悪かった・・・
天気は良かったのですが気温が低い!なんとマイナス1度。
最初はすっごく楽しそうに遊んでいたのですが次第に動きが少なくなりました。
トイレに行ったのをきっかけに外でのお遊びは終了。
時間的には45分くらいでした。
トイレは体育館の中にあります。体育館はアリーナとトレーニング室などはありますが、子供をちょっと遊ばせておくスペースはありません。結局1時間ほどで古曽部防災公園を後にしました。
小学校1年生になる娘に感想を聞いたら
「ほかにも遊具があればよかったのに・・・」とのこと。
遊具が1つしかないので寒くなくても1時間が限界だったと思います。
まとめ
古曽部防災公園は防災施設なので近くにお住まいなら一度は行ってみるといいと思います。どこに何があるのか見ておくだけでもイザというときには役に立つものです。
純粋な公園としての面白さは複合遊具に頼り切りという感じ。遊具で遊ばせて、広場で遊んで半日なら使える公園です。