ハイエースで車中泊する為にやっておきたいことは断熱!調べると天井の鉄板に東レのペフという粘着シートを貼り付け、グラスウールを入れるといいらしい。東レペフシートを貼り付け方や注意点、上手に貼るコツをご紹介!東レペフシートを使ってハイエースの天井を断熱しよう!
ハイエースの天井に東レペフシートを貼る理由
ハイエースの天井の断熱だけを考えるなら東レペフシートは要りません。でも断熱性能を長持ちさせたいなら東レペフシートを使用するのがおすすめです。
何故東レペフシートが必要かというと、結露対策です!
ハイエースだけに限らず、車の天井って結構結露するんです。普段は鉄板を直接見ることはありませんが、ちょっと加湿して暖房いれると天井はこんな感じになっちゃいます。
けっこう結露してるでしょ?ここに結露が出ても普通に使っているだけならあまり問題にはなりません。
でも車中泊となると話は違ってきます。
今回はハイエースの断熱にグラスウールを使用します。
グラスウールという素材は住宅の断熱にも使われるもので、安くて断熱性能がいいのでコストパフォーマンスがいい商品なのですが、欠点があります。
グラスウールの弱点は水!
結露を起こしてグラスウールに水が付いてしまうと、ヘタってしまい断熱性能が全くなくなってしまうんです。
だから住宅でもグラスウールを使用するときは結露を起こさないように透湿シートなどを使用します。
同様にハイエースの天井をグラスウールで断熱するときにも結露が起きてしまうと断熱性能がなくなってしまいます。
結露を防止するために天井に東レペフシートを張り付けます!
東レペフシートは粘着力が強いので鉄板部分にピタッと貼りつき結露を防止してくれます。
ハイエースの天井に東レペフシートを貼ってみた!
まずは既存の天井を外します!
既存の天井を外すのは意外に簡単で専用の工具があれば可能です。
我が家のハイエースの天井は前後2つに分割されていました。
天井を外すと申し訳なさそうな断熱用のフェストが姿を現します。
このフェルトないよりはマシなんですがほとんど断熱効果は期待できないのでキレイにとってしまいます。
このように鉄板が露出しました。
この鉄板に東レペフシートを貼っていきます。
今回使用した東レペフシートは厚さ5㎜です。
東レペフシートにはいくつかの厚みがありますからご自分の好きなサイズを選んでください。
私は5㎜を使いましたが、10㎜でもよかったかな、と思いました。
ポイントは鉄板だけでなく、鉄板を支える鉄にも東レペフシートを貼り付けること!
しっかりと貼り付け、鉄板が見なくなるようにしましょう!
ハイエースの天井に上手にペフシートを貼るコツ
東レペフシートは断熱性、防音性に優れた商品で、車中泊改造時にもよく使われます。
しかし業者に断熱を頼むのではなく、DIYした人の評価としては東レペフシートは否定的な評価も少なくありません。
評価が低い理由は粘着性に優れ過ぎているからなんです!
私自身も東レペフシートを貼ってみたわかりましたが、一度貼ってしまうと貼り直しが効かないんです。
粘着力が強すぎて東レペフシートを剥がす作業がこれまた大変!!
だから東レペフシートの貼り付け作業に失敗は許されない!!
慣れた業者さんならともかく、初めてやる人にはレベルが高すぎるんです。
そこで東レペフシートを貼り付ける時のコツは広範囲をいっぺんに貼り付けないこと!
べた~と広範囲を一気に貼り付けたくなりますが、それはムリです!!
とくにコーナーは非常に貼りづらいので、東レペフシートを30㎝くらいにカットして貼っていきます。
スキマが出来ないように貼っていくのは当然なんですけど、もしもスキマができたとしても大丈夫!!
スキマには東レペフシートの端材を増し貼りしましょう!
↓増し貼りするとこんな感じです。
もう一つ貼り付ける時のコツをご紹介します。
奥のほうを貼り付ける時に保護材を剥がすのにこんな細工をしました。
タコの足みたいにした部分を引っ張ってテープを剥がします。
このとき予め一度保護材の部分を少し剥がしておきます。とくに四方ははがれにくい部分がりますので注意して下さい。
まとめ
長くなってきたのでまとめます。
- ペフシートは結露防止を目的として使用する
- 金属部が見えないように貼り付ける
- ペフシートは粘着力が強いので小さくカットしてから貼り付ける
- スキマが出来たら金属部が見えないように増し貼りをする
今回は天井断熱の補助剤として東レペフシートを利用しました。
東レペフシートが貼り終わったらいよいよグラスウールを使って天井を断熱していきます。