SFドラマ「今際の国のアリス」。
恒松祐里さんは、義足を付けたキャラクターを演じています。
恒松祐里さんには普通に足があり、義足などどうやってもつけようがありません。
では、どうやって作中義足を表現してるのでしょうか。
恒松祐里さんの出演作も併せてチェックします。
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【今際の国のアリス】恒松祐里さんの義足はどうやって表現されている?
それでは、ドラマ「今際の国のアリス」中にて、
恒松祐里さんの義足がどうやって表現されているのか、
恒松祐里の出演作など、恒松祐里周りの話をしましょう。
まずは、「今際の国のアリス」での恒松祐里さんの義足を、
どうやって表現しているのか、です。
「今際の国のアリス」は、単純に「殺し合いをする作品」と認識してください。
恒松祐里さんが演じるキャラは、義足を身に着け、弓を武器に戦う女性です。
激しいアクションを恒松祐里さんが見事にこなしている所もポイントです。
恒松祐里さんのキャラが義足になっているのも、激戦の中で足を失ったからとなっています。
先程言ったとおり、恒松祐里さんに義足をどうやっても付けようがありません。
※メタい話をすれば、仮に義足を付けられる俳優がいても、
所詮は漫画の世界の話なので、義足を付けてのアクションはどうやっても不可能です。
では、どうやってあたかも「義足」かのように見せるのでしょうか。
義足をどうやって表現するのか、それは単純にCG処理です。
皆さんは、「ブルーバック」「グリーンバック」と言う言葉をご存知ですか。
背景を青、ないし緑にするとカメラ越しに透明になります。
そこに他の画像を入れることが出来るようになります。
「はめ込み合成」と言うやつです。
恒松祐里さんのキャラの義足をどうやって表現しているのか、
それに「グリーンバック」が使われています。
恒松祐里さんは撮影中はグリーンのストッキングを履き、
そのグリーンの部分に、義足の画像を入れていくのです。
どうやって義足を表現しているのかの解答を聞いて
「何だ、そんなことか」と思ったあなた、甘いです。
先程申し上げました「画像をはめ込む」と。
作っているのは「動画」なのです。
つまり、動画として成り立つように、
一面一面画像をはめ込んでいく必要があります。
今はデジタル化カメラでの撮影かも知れませんが、
かつてのカメラでは、1秒24コマの画像で撮影されていました。
1分にして14400コマ、1時間では864,000コマ。
どうやって撮影したことかはわかっても、
「物理的に非常に時間のかかる作業」をすることになっているのです。
「どうやって」の技術面は簡単でも、作業面では困難を極めているのです。
というわけで。
恒松祐里さんが演じているキャラの義足が、
どうやって表現されているのかがわかりました。
次は恒松祐里さんがどういう作品に出ているかについて触れてきます。
今際の国のアリスについては、各自でお調べください。
恒松祐里さんの出演作
恒松祐里さんは「今際の国のアリス」に出演しています。
他にはどのような作品に出演しているのでしょうか。
wikipediaを参照にまとめてみました。
調べてみると、ドラマ初出演が2005年「瑠璃の島」
当時、恒松祐里さんは6歳でした。
そろそろキャリア20年を誇るベテランだったのですね。
出演作品は、スポットでの出演が多く見られます。
レギュラー出演となっているドラマは以下に通り。
- ハガネの女(2010年5月21日 – 7月2日、テレビ朝日) – 高田百合
- 5→9〜私に恋したお坊さん〜(2015年10月12日 – 12月14日、フジテレビ) – 桜庭寧々 役
- 大河ドラマ 真田丸(2016年9月18日 – 12月18日、NHK) – すえ 役
- 覚悟はいいかそこの女子。(2018年6月25日 – 7月23日、MBS) – ヒロイン・朝倉小雨 役
- トーキョーエイリアンブラザーズ(2018年7月24日 – 9月25日、日本テレビ) – ヒロイン・千波 役
- 都立水商! 〜令和〜(2019年5月6日 – 6月24日、MBS) – 真中希海 役
- 女子高生の無駄づかい(2020年1月24日 – 3月6日、テレビ朝日) – ヲタ(菊池茜) 役
- おかえりモネ 第12回 – 第120回(2021年6月1日 – 10月29日) – 野村明日美 役
- 泣くな研修医(2021年4月24日 – 6月26日、テレビ朝日) – 中園くるみ 役
- ザ・トラベルナース(2022年10月20日 – 12月8日、テレビ朝日) – 向坂麻美 役
- リバーサルオーケストラ(2023年1月11日 – 3月15日、日本テレビ) – 谷岡奏奈 役
失礼な言い方になりますが、
最近になってようやく「まともなドラマ」のレギュラー出演が増えているようです。
正直、漫画原作のもの[しかも、アニメ化されていて実写に非常に違和感がする]が多いので、
「色物感」が非常にするのです。
出演映画を見ても、同じ傾向が見られます。
デビューこそはやいですが、最近ブレイクした女優と見て間違いありません。
私が「恒松祐里さんのキャリアを」と考えたのも、
出演作を殆ど知らなかったためです。
恒松祐里さんを最近知った人も、ここまで出演作が会ったとは思いもよらないはずです。
※そもそも「色物作品」の出演は、一般人の認識の外です。
まとめ
- 恒松祐里さんのキャラの義足は、グリーンバックを用いたはめ込み合成によって表現されている
- 恒松祐里さんのキャラの義足の表現は、技法の「どうやって」よりも、作業の「どうやって」のほうが遥かに大変
- 恒松祐里さんのデビューは2005年でも、伸びてきたのはここ数年
- [個人的な意見で]色物の作品への出演が多い
恒松祐里さんにとって「今際の国のアリス」出演は、
女優としての成長をもたらしてくれると思われます。
こういうSFものの作品に携わることは、日本のドラマでは非常に少ないですし、
そもそも、漫画原作のSFものを映像化すると「どうしてこうなった」となるケースが多いです。
※「鋼の錬金術師」「進撃の巨人」の実写映画は最悪でした。
それだけに、映像化に成功している「今際の国のアリス」は、
日本の作品で言えば稀も稀なのです。
そんな作品に携われたことは、恒松祐里さんにとって大きな財産になることでしょう。