恋多き女と言われ、男性関係においてあまりいい噂を聞かない上田桃子選手。そこから人物的な評価も賛否が分かれています。
しかし本当にそうなんでしょうか?
上田桃子選手のお姉さんには生まれつきの障害があり、姉の存在がプロゴルファーを目指したきっかけの一つだという噂も。
生まれながらの障害を抱える上田桃子選手の姉と、家族思いの優しさが作るゴルフの強さに迫ります。
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上田桃子とは
上田桃子選手は10歳からゴルフを始めています。それ以前には水泳をやっており、高い評価を受けていたんだとか。
それでも10歳でゴルフへ転向。結果を出せているのは彼女の努力とアスリートとしての才能の賜物でしょうね。
2005年に19歳でプロゴルファー試験に合格した上田桃子選手。その2年後の2007年には賞金総額約1億6611万円を獲得し、史上最年少での賞金女王となっています。この時史上最高獲得賞金額の称号にまであと一歩というところまで迫った上田桃子選手。
努力と才能の結果の快挙に、涙があふれてきます。そしてそのゴルフをする背景には障害を持つ姉の存在があるなんて。
バリアフリーや多様性、差別はダメだというあたり前のことがようやく広まってきた現代でも、障害を抱える方が生きにくい世の中である事には変わりありません。
上田桃子とゴルフ
水泳選手からゴルフへ転向した理由、気になりませんか?そのヒントのなるのが、過去に炎上したインタビューです。
2007年放送の『情熱大陸』の中で「バレーボールやバスケットボールをやる人の気持ちがわからない、プロもないのに先がない。」と発言した事がきっかけで、上田桃子選手のブログが炎上し、本人が謝罪することになったそうです。
ゴルフを始める前から水泳選手としても才能があった上田桃子選手。
水泳を諦めるきっかけとして、「稼げるスポーツ」としてゴルフを選択せざるを得なかったという事情もあるとも言われています。
上田桃子選手には障害を持つ5歳上の姉がいます。姉の障害は小脳障害で、足の動きに制限があると言われています。小脳障害の為に足に不自由を抱えるお姉さんを支える為に、プロゴルファーになったと言っても過言ではないのかも知れません。
姉の障害と両親の苦労を見てきた上田桃子選手。「稼げるスポーツ」という言い方に抵抗がある方もいるかも知れませんが、好きなスポーツを続けながらも障害を持つ姉と両親を幸せに出来る選択をした上田桃子選手が素敵すぎます。
自分の気持ちも障害を持つ姉も、両親のことも全部大切にするという、一番大変な道を選ぶわけですからね。
障害を持つ姉や両親のことを大事にする上田桃子選手ですが、その他にも寄付や社会貢献活動をされています。その様子を少しだけ、お届けします。
上田桃子の寄付活動
ここまでゴルフを通して日本を元気にしている上田桃子選手。
ご本人はわざわざ仰らないでしょうから、こちらからアピールさせて頂きますね。
まずは2014年のCATレディースゴルフトーナメントに優勝した時の事です。トーナメントの開催直前に広島で土砂災害が発生したこともあり、「災害の際に役立てて戴きたい」として、トーナメント優勝副賞のキャタピラージャパン製ショベルカーを広島県警察本部に寄贈しています。
副賞がショベルカーというのもすごいですが、真っ先に困っている人の所へ!というのは、上田桃子選手の優しさの現れですよね。
また盲導犬育成の為に毎年1000万円の寄付をしているんだとか。目の見えない方の不自由さをサポートする盲導犬ですが、まだまだ数は少ないようです。
このように障害を抱えるお姉さんだけでなく、多くの方へ幸せを届ける上田桃子選手。
2021年6月15日に結婚を発表したこともあり、次は自分が幸せになる番ですね。
まとめ
・上田桃子は最年少賞金女王になるなど、トップレベルのプロゴルファー
・上田桃子には障害を持つ姉がおり、姉の存在がプロゴルファーになったきっかけ
・上田桃子は寄付などの社会貢献活動を続けている
いかがだったでしょうか?
上田桃子選手の強さの秘訣を障害を持つ姉の存在と共に紹介させて頂きました。
障害を持つ姉をサポートしながら自分も大好きなスポーツを続けていく、そんな覚悟が垣間見えました。
これかも上田桃子選手の活躍から目が離せませんね!