麻生久美子さんが一躍注目されたのは映画「カンゾー先生」。
無名だった麻生久美子さんは、監督今村昌平さんの期待に応えました。
作中で特に評価されたのが、水中シーンです。
「カンゾー先生」の水中シーンとは何でしょうか。
麻生久美子さんのキャリアはどうなったでしょうか。
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カンゾー先生の「麻生久美子さんの水中シーン」
では、カンゾー先生での「麻生久美子さんの水中シーン」を見ていきましょう。
この水中シーンが印象に残ったのは、
麻生久美子さんそのものを表現されていたから。
そう考えていて十分に筋が通ります。
それは、今村昌平監督が麻生久美子さんを主役級に抜擢した理由にあります。
今村昌平監督は、麻生久美子さんの生い立ちや生活、人物を知ったことで、
カンゾー先生において自身が描いていたキャラクター像にハマると判断します。
貧しくも、力強く生きる姿は、まさに麻生久美子さんそのものだったのです。
そんな力強い姿を表現する一つとして、
麻生久美子さんが絶賛されることとなる「水中シーン」があるのです。
この麻生久美子さんのカンゾー先生の中でも「水中シーン」が特別視されるのは、
麻生久美子さんの水中シーンが「ありのままの姿」を見せたことでした。
麻生久美子さんのキャラクターの興奮がよく伝われるシーンだったのです。
麻生久美子さんは、このカンゾー先生での「水中シーン」も含め、
映画を観覧した人たちは勿論、今村昌平監督からも高い評価を受け、
「これからも映画女優として活躍してほしい」と、
邦画界の未来を担う女優に認められたのです。
カンゾー先生、水中シーンが麻生久美子さんの未来を決めたのです。
では、カンゾー先生、そしてカンゾー先生の水中の後、
麻生久美子さんはどういう活躍を見せていくのでしょうか。
水中シーン後のキャリアを見ていくことにしましょう。
「カンゾー先生の水中シーン」以降のキャリア
では、麻生久美子さんのキャリアを調べてみましょう。
「カンゾー先生」の監督を務めた今村昌平さんから受けた
「これからも映画女優として活躍してほしい」の言葉に感銘を受け、
麻生久美子さんは続々と、映画へ出演していきます。
wikpediaによると、実に73本物映画に出演しており、
他の女優に比べて群を抜いて多くの作品に出演しています。
現在では、テレビドラマシリーズの出演が中心で、
ドラマの出演のほうが目立ち、演技の評価・人気の向上があります。
邦画の興行成績を考えると、必ずしも映画出演が良いとは言えません。
その中、ここまで映画出演が多いのは、「カンゾー先生」で
今村昌平監督に掛けられた声が、それだけ麻生久美子さんに影響していることを表しています。
映画中心での女優活動をしてきた麻生久美子さんですが、
テレビドラマに出ていないかと言えば、全くそんな事はありません。
テレビドラマでも高い演技力を見せており、
女優として、メジャーシーンでの活躍となっているのです。
麻生久美子のテレビドラマでのキャリアの始まり、
ここから大きく認知が広まったのは、2006年放送「時効警察」でしょう。
この「時効警察」の出演から、テレビドラマでのレギュラー出演が増え、
「映画女優」から、「実力派一般女優」へとシフトしていくのです。
今村昌平監督の言葉で「映画女優の道」を突き進むつもりだった麻生久美子さん。
「時効警察」出演のオファーに対して、畑違いを感じ、断ろうとも考えたと言います。
しかし、いざ飛び込んで見れば、これまで磨かれれた腕は確かなものでした。
すんなり、テレビドラマにも馴染み、大きなキャリアの一部となったのです。
まとめ
- 麻生久美子さんはカンゾー先生への出演、特に水中シーンでの演技が高く評価された
- 麻生久美子さんは、カンゾー先生の監督であった今村昌平さんに言葉から映画女優としての活躍を決める
- 麻生久美子さんは73本もの映画に出演する中、ドラマ「時効警察」出演でも高い評価を受ける
- 現在では、映画・テレビドラマ両方での活躍が見られる
麻生久美子さんの原点である「カンゾー先生」の水中シーン。
水中シーンの迫真の演技は、女優としてのキャリアが少ない中、
麻生久美子さんが自分のすべてを出し切った、全力全開だったと言えます。
これまで全てをぶつける演技、多くの人の心を打つのに十分だったのでした。
