あおり運転に遭ったらどうする?安全運転するために必要なこと|交通安全講習会に参加した

会社で自動車安全の講習会が開催された。今回の講習会では交通安全についてと特殊詐欺への注意喚起だった。大切なことなので忘備録としてまとめておく。

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大阪府の自動車事故の特徴

大阪府としての交通事故は昨年に比べると低い水準で推移している。

1月から7月末までの交通事故は

事故件数17,629件(前年比△2,062件)

死亡事故    70件(前年比△4件)

負傷者   20,974人(前年比△2,412人)

 

大阪での交通事故の特徴は

高齢者の事故が多いこと

70件の死亡事故のうち、高齢者事故が40件。

実に66%が高齢者絡みの事故である。

 

警察からは高齢者は

見ているようで、見えていない

聞こえてるようで、聞こえていない

 

だから高齢者の歩行者やドライバーがいたら徐行する、車間距離をとるなどこちらで対応する必要がある。

相手に交通安全を期待するのではなく、自分で安全を保つことが重要だ。

 

そのために必要なことは

①だろう運転(まさかここから人は出てこないだろうetc)ではなく、○○かもしれない運転

事故が常に起こるかもしれないという気持ちを持っていれば、仮に危ない場面に出くわした時も素早く対応できる。

○○かもしれないと気を向けていれば、0.75秒反応が早くなるらしい。

 

0.75秒早く気づければ

時速40Kmなら8m

時速50Kmなら10m

時速60Kmなら12m

車を早く止めることができる。

 

そうすれば、

死亡するはずだった人が重傷で済むかもしれない

重傷だった人は軽傷で済むかもしれない

軽傷だった人は事故に遭っていなかったかもしれない

②体調が悪い時は運転しない勇気

病気や寝不足、二日酔いなど体調不良の時は判断力が低下するもの。

体調不良の時は運転しない勇気を持つことが大切。

 

また周囲の人も体調不良の時は運転させないのも大切

③飲酒運転は絶対しない

お酒を飲んでの運転は言語道断!

飲酒運転がクローズアップされて20年以上経っているが、今だに飲酒運転の事故報道を聞く。本当に信じられない。

 

たとえ少量でも飲んだら運転しない、運転するなら飲まない。

常識です!!

④スマホ見ながらの運転

ここ数年で問題になってきているのが運転中にスマホでゲームをしながら運転していて事故を起こすケース。

あおり運転の被害に遭ったの対処法

最近交通安全で特に話題となっているのがあおり運転だ。

実際にあおり運転に遭ったらどうしよう、というのは多くの人が思っている事だろう。

 

あおり運転とは

  • 車間距離を詰められる
  • 追いかけまわされる
  • 必要以上のパッシングされる
  • 必要以上のクラクションをならされる

などの行為を受けることだ。

 

交通事故と違って、あおり運転の被害に遭うのは、災害に遭うのと同じだと思う。

あおり運転された場合はどうすればよいのだろうか?

 

警察が言うにはあおり運転を受けた場合

 

まずは相手の車は無視して、進路を譲る

もしも車を止められても、窓は開けず迷わず110番

そしてドライブレコーダーの装備は必須!

だそうだ。

 

ちなみに車のディーラーさんに伺ったところ、東北道のあおり運転のニュースの影響もありドライブレコーダーには特需が起こっているそうだ。

特殊詐欺への注意喚起

交通安全とは関係ないが、特殊詐欺への注意喚起も行われた。

最近はいろいろもっともらしい理由を付けてキャッシュカード奪いと暗証番号を聞き出す手口が多いらしい。

まさか自分は詐欺には遭わないだろうとみんな思っているのだろうけど、そんな人ほど遭ってしまうのかもしれない。

まとめ

予定をオーバーして1時間以上の講習になった安全運転講習会だったが改めて車を運転することには細心の注意が必要だと認識した。

一瞬の注意不足が、一生の後悔につながる。

加害者になっても、被害者になってもつらい人生しか残らないだろう。

 

私のモットーは「家族仲良く健康に、毎日を楽しく過ごす」だから、車の運転はこのモットーに直接かかわってくる。

車を運転するときは

  1. 最悪を考えた○○かもしれない運転
  2. 体調が悪い時、睡眠不足の時は運転しない、運転させない
  3. 飲酒運転は絶対にNG
  4. スマホ見ながら運転は絶対にNG

この4つは当たり前だけど常に念頭に置いておこう。

 

またあおり運転を受けたときは

  1. 相手の車は無視して、進路を譲る
  2. 窓は開けず迷わず110番
  3. ドライブレコーダーの装備は必須!

 

最後に細心の注意をしているにもかかわらず、不幸にも事故の加害者になってしまったときは

  1. 被害者(負傷者)への救護、119番通報。
  2. 二次災害を防ぐための、危険防止の処置。
  3. 警察への連絡。

を責任もって行うこと。

 

事故が小さかった場合、たとえばほとんど止まっている状態でコツンと当たっただけ、相手も「大丈夫、大丈夫」などと言ってその場からいなくなってしまった場合でも警察への届け出は必要。

後から被害者が○○が痛いなどと言ってきた場合、届け出をしていなかったらひき逃げしたことになる

たとえ小さい事故でも、ちゃんとした届け出をしておくことを忘れてはいけない。

 

車は便利な道具だが、使い方を間違うと人殺しの道具にもなる。

そのことは車を運転する際、常に念頭に入れておかなければいけないことだ。

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